マインドフルネス

Mindfulness in Daily Life – 日常生活でのマインドフルネス

先週の金曜日に、AALA交流会でマインドフルネスのご紹介をさせていただきました。
集まった35名とスカイプ参加の5名の繋がりはみなアロマセラピーですが、
アロマセラピストの他、ヨガインストラクター、マッサージセラピスト、
リフレクソロジー、キネシオロジーなど、色々な分野でみなさん活躍しています。

私が、この交流会主催の亜希子さんと知子さんと出会ったのは2013年の秋。
夏にサイクリング中の怪我で右の坐骨にヒビが入り、その痛みを和らげるために、
自分で何か学んでできないか、その時探し求めて見つけたアロマセラピー・アドバイザーコース。
アロマセラピーの歴史、精油の種類や効果など、そして実践のセッションは貴重な体験でした。
丁寧に優しく心を込めて教えてくださった、お二人の姿勢が今でも忘れられません。

その後サンディエゴでアロマセラピーの活動をされている、
奈津子さんと和子さんが開催する月一回のアロマセラピー・クラフトに参加。
そこでアロマセラピーを日常の生活に入れて楽しむことも学びました。

私が教えているマインドフルネスも同じような気がします。
今マインドフルネスが日本でも広まってきているので、サーチすれば山のような情報が日本語で得られ、
どういうものか、ということは何となく学べるはずです。
ただマインドフルネスが本当にどういうものかを知るには、やはり自分で体験してみないと分かりません。

レストランに行ってメニューを見て、材料とその説明を読んで、
おそらくどんな味がするのか想像できますが、
やはり食べてみないと、その料理の本当の味は全く分かりませんし、
その料理を味わう体験こそが、真の楽しみに繋がるのだと思います。

マインドフルネスのフォーマル・プラクティスには、
瞑想、ボディスキャン、マインドフルムーブメント(ヨガ)などがありますが、
一人でマインドフルネスを試してみようと思うと、瞑想も最初は大変と思ってしまうかもしれません。
もしそうであれば、日常生活の中でできる、インフォーマルなプラクティスを始めてみてはいかがでしょう。

例えば髪の毛を洗っている時、食器洗いをしている時、
朝起きてコーヒー飲んでいる時など、毎日の簡単な作業や日課に、
五感を使って意識を意図的に向けて、その一瞬一瞬を体験してみるのです。
コーヒーを飲むのであれば、まずコーヒーカップの温かさを手に感じてみる、
コーヒーの香りを嗅いでみる、コーヒーを口に入れた時に、舌、口の中でどんな味がするか、
coffeeどんな感触か、そしてコーヒーが喉を通る時にも、その流れを感じてみる。
コーヒーがスーッと体の中に流れていく。そしてその時にどう体の中で感じるか気に留めてみましょう。

このようにコーヒーを飲んでみると、いつもとは別の体験をして、
何か気づき、発見があるかもしれません。

 

*お知らせ:3月にサンディエゴで、マインドフルネス&ヨガ・ワークショップを開催いたします。
詳細は次のブログでご紹介いたします。