Mindful Self-Compassion Teacher Training
マインドフル セルフ コンパッション(MSC) 6日間の集中講師トレーニング
6月初めに、マインドフル セル フコンパッション(MSC) 6日間の集中講師トレーニングに参加しました。
約50人が世界各国から参加。
参加者の半数以上は、心理学者、臨床心理学者、心理カウンセラーの方たち。
そして私のような一般人、マインドフルネスを知り、個人的に強く感動を受け、
マインドフルネスを他の人とシェアしたい、教えてあげたい、
という希望を持つ人たちも多くいました。
昨年初めてこのMSCトレーニングに参加してから、
私は自分の「人生の道」みたいなものを見つけたような気がしました。
トレーニングで受けた強い感動が、転職を決心し行動に移す引き金となり、
そして今の職場、カリフォルニア大学のCenter for Mindfulnessで働くことに繋がりました。
MSCトレーニングは、自分に優しくすること、
それを頭で理解するのではなく、身体で心で感じられるようになるトレーニングです。
このトレーニングは欧米カナダで広がっており、
また韓国、上海などアジアでも教えられるようになりました。
辛い思いや悲しい思いを感じている時に、自分を「苦しみ」から解放する、
それが自分自身にとっても、周りの人にとっても、
人間として生きていく為には大切なこと。
“For someone to develop genuine compassion towards others,
first he or she must have a basis upon which to cultivate compassion,
and that basis is the ability to connect to one’s own feelings and to care for one’s own welfare…
Caring for others requires caring for oneself.“
– Tenzin Gyatso, the 14th Dalai Lama –
ダライ・ラマが言うように、
他人に対する真の慈悲 思いやりは、
まず自分に優しく、思いやる気持ちを持つことから始まる。
他人への思いやりのある行動をするためには、まず自分のケアが必要。。。
日本人は一般的に、相手を思いやる心、同情する優しい心は、
世界中の誰よりも強く持っているのに、自分は後回し、セルフケアを怠ってしまう。
人のためなら一生懸命になれるのに、セルフケアをするのは自己中心とか、
ネガティブな印象が沸くからなのかもしれません。
セルフコンパッションは自己中心でもナルシズムでもありません。
私が今黙々と考えていることは、この素晴らしいプログラムを
どうやったら日本へも紹介できるのだろうか、ということ。。。
まずは今年11月に日本へ一時帰国するので、その際に姉に協力してもらい、
マインドフルネス、とくにMSCを紹介する、一日ワークショップを行いたいと思っています。
興味のある方があれば是非ご連絡くださいね。
マインドフルセルフコンパッションの情報は、現在英語のみですが、以下のサイトでどうぞ。
マインドフルセルフコンパッションセンター
Center for Mindful Self-Compassion
カリフォルニア大学Center for Mindfulness コンパッションプログラム
Compassion Programs at UCSD Center for Mindfulness